「気と骨」キトホネ

歩み続けるひとびと

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月刊 新世

片山豊氏

片山豊氏101歳

元米国日産自動車社長

巍々(ぎぎ)たり、とは山や建物の偉容を表すが、この形容がこれほど相応しい日本人は、滅多にいない。第1号車誕生の日に入社した偉丈夫は、ダットサンを北米で深く愛されたブランドに育てあげた。

『新世』2011年5月号掲載

笹本恒子さん

笹本恒子さん96歳

報道写真家

昨年都内で開催した写真展「恒子の昭和」は、関西からも観客が来るほどの盛況で、握手攻めにあった。70年のキャリアは、女性の社会的な自立など論外という時代に始まった。

『新世』2011年2月号掲載

高橋淳氏

高橋淳氏88歳

プロ・パイロット

「飛行機は落ちる、鳥じゃないんだから」と語る現役最高齢のパイロットは、常に万全を期す。決してパニックに陥らない胆力は、壮絶な体験に培われた。

『新世』2010年6月号掲載

小野田寛郎氏

小野田寛郎氏88歳

財団法人小野田自然塾 理事長

徒手空拳で立ち向かったブラジルでの牧場開拓。事業がようやく軌道に乗った頃、日本の若者の精神の荒廃を知る。祖国に恩返しをという一念で、子供達のキャンプ指導を始めて27年。

『新世』2010年12月号掲載

大久保あい子さん

大久保あい子さん98歳

倫理研究所参事

いじかむ—この茨城独特の表現は、〈意地を噛む〉から含意を想像できるだろう。水戸育ちの凛とした眼差しの奥には、熱い気概が宿っている。

『新世』2010年5月号掲載

加藤光峰氏

加藤光峰氏76歳

書家 龜甲会代表

「道」と名のつく世界には、政治やしがらみがつきまとう。異端を気取っただけでは、本当に独自の世界を築けはしない。漢字の始源の深奥へ向かう探求者には、追えばすむような背中など無いのだ。

『新世』2010年4月号掲載

<表記のご年齢は、『新世』掲載時のものです>